TOP > Seymour Duncan > Pickups

Seymour Duncan
Pickup Sourcebook
version:3.0 / 42ページ
PDF版をダウンロードする

ピックアップラベルについて
トーンチャート

for Stratocaster®
for Telecaster®
Humbuckers
カラーオーダーについて
P-90 Soapbars
for Jaguer® & Jazzmaster® & Danelectro®
for 7th & 8th Strings

for P-Bass®
for Jazz Bass®
for Musicman®
for Rickenbacker®
Bass Soapbars
Tone Circuits™

WOODY™ SERIES
Mag Mic™

ANTIQUITY™ Series
ANTIQUITY II™ Series


Staple Pickup Repro
現在製作可能なモデル

保証について

日本総代理店である(株)ESPが販売しているセイモアダンカンピックアップには、正規輸入品である証明の保証シールが貼られています。このシールのない製品に関しては、保証対象外となりますのでご注意ください。
ZEPHYER SILVER PREMIUM PICKUPS
Synyster Gates INVADER Perpetual Burn
Jeff Loomis BLACKOUTS Dino Cazares RETRIBUTION
Black Winter Saturday Night Special
THUNDER IN THE EAST
Sentient, Pegasus, Nazgul

What makes one pickup sound different from another?

Coil
ピックアップのコイルとは磁石のポールピース、またはバー・タイプのマグネットを下部に取り付けたボビンに何千回も絶縁被服された銅線を巻き付けた状態のものです。私達はより良いトーンを生み出すため、様々な種類の絶縁素材や太さ・種類のワイヤーを使用しています。ボビンのサイズや形はピックアップが拾った音をどのような電気信号へ変換するかという大きな決定要素になります。例えばFender のシングルコイルのように、弱い磁力のポールピースのそばにコイルを巻くことによってトレブルが良く出ます。それに対し、P-90のような横に太く巻いたタイプでは中域がより強調されます。

Number of turns
銅線(ボビンの周りに巻く)のターン数は、ピックアップの特性・またはギターのトーンに大きく影響します。巻き数が多いほどピックアップの出力は上がっていきますが、その分高音域が減退します。またターン数が多すぎれば過剰な直流抵抗とインピーダンス(交流抵抗)によって、実際の出力が減退します。コイルのターン数が少なすぎる場合でも、出力は弱く薄っぺらい音になります。

D.C. resistance and resonant peak
直流抵抗(D.C.resistance)とは直流電流に対する抵抗値のことであり、これは銅線の太さとターン数に関係しています。一般的にはよりゲージが細いほど、また、ターン数が多いほど直流抵抗は高くなります。直流抵抗が高いほど出力は大きくなりますが、高音域が低下します。
シングルコイルの場合、直流抵抗は一般的に、ビンテージの音質を出す6.5k前後から高出力の音質を出す15k前後の範囲になります。ハムバッカーの場合、7.5k前後から16.5k前後の範囲となります。以上お話しした事は、あくまでもピックアップの音質または音色を決定する上で役に立つ方法の、ほんの一例に過ぎないということをお忘れなく。また、直流抵抗をインピーダンス(交流抵抗)と間違わないで下さい。インピーダンスは、交流の流れに対する抵抗体です(周波によって変化します)。
ピックアップ固有の特出した周波数帯ポイントのことを、レゾナントピークと呼びます。レゾナントピークが高ければ高いほど、ピックアップの音質は歯切れのよい明るいものになります。(8KHz前後まで。10KHzの辺りから、ピックアップはとてもフラットな音になり始めます)。
直流抵抗とレゾナントピークの関係はSeymour Duncan, Basslinesのピックアップの音質、特性を理解する上で良い方法になります。例えば、SSL-2(9.0KHz)とSSL-3(4.4KHz)のレジナントピークを比べてみましょう。この数値から、SSL-2はよりブライトでSSL-3はよりフラットなトーンであるということが容易にお分かり頂けるでしょう。また、直流抵抗においてはSSL-2が6.6kΩであるのに対し、SSL-3が16.4kΩであり、SSL-2はSSL-3と比較した場合、出力が低く、よりブライトなトーンであることがご理解い頂けると思います。
私共は、ほぼ全てのピックアップの直流抵抗とレゾナントピークをリストにしています。似たようなピックアップの直流抵抗とレゾナントピークを比べる上で、これはとても便利な資料となります。これらを理解して頂いたうえで実際にそのピックアップの音を聞いていただければ、よりハッキリとどのピックアップがどういう音なのか?というのがご理解頂けると思います。

Magnet
マグネット(磁石)はピックアップに命を吹き込みます。私達は2種類の素材のマグネットを使用しています。

アルニコ(Alnico): アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)の合金であり、アルニコ・マグネットは配合の違いによって番号付けされています。番号が大きいほど、磁気が強いのです。番号の小さいものは磁界も小さく、ギター弦を引っ張る力が弱いのでサスティーンが増し、より滑らかな音質となります。そして私達は、アルニコ・マグネットの中の磁力の違う2種類の物を使用しています。アルニコ・2とアルニコ・5です。アルニコ・2は低出力ですが、ウォームでより中域の増した音質を持ちます。アルニコ・5は高出力でブライトかつ艶やかな音質を与えます。

セラミック : 磁鉄と微量の希土酸化物を混ぜた粘土のような混合物です。もしあなたがパワーがあるレンジの広い音を探しているのならば、セラミックが適しています。セラミック・マグネットはアルニコ・マグネットよりも磁界をよりパワフルに作り出せますし、アルニコ・マグネットよりも環境の変化による影響を受けません。私共はこれを数種のハムバッカー(SH-13など)、シングル・コイルサイズ・ハムバッカー(JB Jr.)、そして迫力のある低域とヌケのよい中高域を持ち、アグレッシブなトーンを生み出すいくつかのベースピックアップ(Active SoapBar)に使用しています。

直流抵抗とレゾナントピークとの関係はピックアップの"VOICE" を知る上で良い方法だとお話しましたが、それと同様に重要なことはどのような種類の木材がギターに使われているかということです。あなたのギターは本来どういう音でしょうか?ブライトな音ですか? それともウォーム?ブライトな音のギターは高音域が多く出ている傾向があります。対してウォームなサウンドのギターは低域―中低域の音が強調されています。マホガニーやローズウッドといった木材は暖かい音になる傾向があります。また、メイプルやエボニーのような木材はブライトな音になる傾向があります。あなたのギターにはどのような木材が使われていますか?秘訣は、ブライトなサウンドの要素を持つギターにはウォームなサウンドの特徴を持つピックアップを使うことです。また逆の場合も同じです。アルニコ・2は暖かなトーンとやわらかいアタックという特徴を持っています。一般的にブライトなサウンドをもつギターとの相性が良いです。アルニコ・5とセラミックは通常、アルニコ・2よりブライトなトーンで、ウォームなサウンドを持つギターと合います。これは一般的なガイドラインとして考えておいてください。

これを念頭に置きつつ私たちのカタログのトーン・チャートを見ていただけると、どのピックアップがどの木材に適しているのか判断できると思います。ただ、中にはAPS-1のようにアルニコ・2を使用していますがブライトなサウンドを持つものもあります。(マグネットの特徴だけではなく、直流抵抗が低くてレゾナントピークが高いため。)マグネット、直流抵抗、レゾナントピーク、これらすべてがピックアップのサウンドに関わってくるのです。

Stratocaster, Strat, Telecaster, Tele, Esquire, Jaguar, Jazzmaster, P-Bass, and Jazz Bass are registered trademarks and P-J is a trademark of Fender Musical Instruments Corp.
Gibson, Les Paul, Firebird, and Melody Maker are registered trademarks of Gibson USA.
Music Man is a registered trademark of Ernie Ball, Inc. Danelectro is a egistered trademark of Evets Corp.
Rickenbacker, PRS, Lowden,Gretsch, EMG & Bartolini are registered trademarks of their respective companies.
Seymour Duncan and Basslines are not affiliated with these companies. Cody Duncan photography. ©Seymour Duncan 2006

Seymour Duncan Official Site