オーダーメイド談義、久々の更新です。大変、お待たせ致しました(汗)。
今回のお客様は、遠藤さんのご登場です!!
オーダーならではの個性的なベースを2本お持ち頂きました!!
それでは行ってみましょう!!

スタッフ(以下S)「こんにちは。オーダーメイド談義ご登場ありがとうございます。これからお持ち頂きましたオーダーベースに関して、色々お話をお伺いさせて頂きたいと思いますので、宜しくお願いします。」

遠藤さん(以下遠)「宜しくお願いします。」

S「それでは最初に、こちらの6弦ベースからお話をお伺いさせていただきます。こちらをオーダーされたきっかけと言いますと?」

遠「6弦ベースで指弾きに興味が湧いてきて、ESPさんじゃない、他のメーカーさんの6弦ベースを試してみたんですがボディが自分には小さすぎてバランスが良くなかったんです。サウンド自体もちょっと違うなって言う違和感があって。それならオーダーで作ってしまおうと思ったのがきっかけですね。」

S「一見してこだわり満載と分かりますが(笑)。そのこだわりのポイントを教えていただいて宜しいですか?」

遠「まずはさっきも言ったんですが、ボディのサイズを大きくしました。元になったのはホライゾンベースなのですが、そのままだと小さすぎるのでサイズを拡大したホライゾンベースで実寸代の図面を出してもらい、最終的に自分にあったサイズにしました。ボディ厚は50ミリでかなり厚いです(笑)。ボディトップにはESPさんのハリバットに付いている独特なアーチを付けてもらってます。これはハリバットを実際に触ってみて非常に感触が良かったので、オーダーするなら是非付けたいなと思っていました。」

S「ボディのフロントPU横あたりに、くぼみがありますがこれは?」

遠「指置きです。ボディにアーチが付いている分、普通のベースと比べてPUがボディに沈んでいるんですね。そのままだフロントPUに指を置くのが大変なので。それなら思い切って掘っちゃえと(笑)。最初フィンガーランプなんかも考えたんですが、なるべくボディを削りたくなかった(木の質量を減らしたくなかった)ので。」

S「スケールは35インチ(889ミリ)ですか?」

遠「いえ。これは普通の34(864ミリ)インチです。35インチも考えたのですが、1弦のテンションがきつくなり過ぎるのが個人的には嫌だったので、あえて34インチにしました。あとこだわりは6弦ベースって弦が6本も張ってあるので、少しでもヘッド強度を確保するために、トラスロッドをネックエンドで調整をするようにしています。(*ネックエンドに持ってくることでナット裏辺りに、通常のヘッド側で調整をするタイプのトラスロッドを入れた際に内部に仕込む少し大きめなナットが入らずに済む為、結果的にその部分の材厚と稼ぐことが出来る)」

S「PUとサーキットは何を使用していますか?」

遠「PUはダンカンのASBというアクティブPUです。サーキットはバルトリーニのNTBTです。」

S「このベースが実際に完成したときの感想を教えていただいて宜しいですか?」

遠「まずデカイ(笑)!!思わず2度見してしまいました(笑)音は本当に思ったとおりの音が出ました。指置きも使いやすくバッチリで、文句の付け所が無いベースに仕上がりました!!」

S「ありがとうございます。それでは続きまして、5弦ベースの方についてお話をお伺いさせていただきます。こちらも同じくオーダーされたきっかけを教えていただけますか?」

遠「このベースは6弦を作った後にオーダーしたのですが、6弦は非常に気に入っていて大満足ではあったのですが、どうしてもジャンルが限定されるというか(笑)汎用性がないので。前に作った6弦の感じを基本としながら広いジャンルで使える5弦ベースが欲しいなと思ったのがきっかけですね。」

S「なるほど。それではこだわりポイントを教えていただいて宜しいですか?」

遠「これはトップ材ですねー。本当久々に木目物の楽器を手にしました。これもハリバットのアーチと6弦で付けてもらった指置きを採用してます。前に作った6弦の出来があまりにも良かったので、基本的にはそれに準ずる形にしていますが、5弦なのでこのベースは35インチ(889ミリ)スケールを採用しています。」

S「こちらのPUとサーキットは何でしょうか?」

遠「PUはハリバットのPUです。サーキットもハリバットと同じです。ハリバットを弾いて5弦の音が非常に気に入ったので、使ってみようと思いました。」

S「こちらは完成してみていかがでしたか?」

遠「これも文句なし(笑)!!どんなジャンルでも使えそうな音になりました。ボディ材が6弦はアッシュ単板で、5弦はアッシュにブビンガを張っているせいか、音がよりはっきり前に出てくる気がします。ピックで弾いても、指で弾いてもどちらでも良い音がしますね。」

S「それでは最後に、今オーダーをお考えの方にアドバイス等がありましたらお願い致します。」

遠「そうですね。自分の思い込みだけではどうにもならない事も多いです(笑)。楽器の構造的に無理がある場合があるので。それからとにかく妄想を口にしてみる(笑)。興味があることはとにかく言ってみる、相談をしてみることでしょうか。漠然としていても良いので、イメージをしっかり伝える事ですかね。そうすれば市販では絶対にない、自分好みの楽器が出来上がります。」

S「ありがとうございます。今日はご協力どうも有り難うございました。今後ともよろしくお願い致します。」