このオーダーメイド談義も早くも!?6回目を迎えました!!
今回のゲストは埴原さんのご登場です。個性的なオーダーギターを2本お持ちいただきました。とっても面白いお話をお聞きすることが出来ました。それでは行ってみましょうっ!!


スタッフ(以下S)「今日はご協力どうも有難うございます。これから色々とオーダーに関してのお話をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」

埴原さん(以下埴)「こちらこそ!!」

S「本日はオーダーギターを2本お持ちいただいたのですが、最初にオーダーされたのは黒色(S-HのPU配列)なんですよね?」

埴「うん、そうですね。」

S「このギターをオーダーされようと思ったきっかけは、どういったところでしょうか?」

埴「元々、この形が好きでジャクソンのRVを持っていたんですけど、やっぱり使っている人って多いじゃないですか?それで段々それじゃ物足りなくなってきちゃったのがあって。それから個人的にフラットトップのギターよりアーチトップのギターの方が、サウンド的にもルックス的にも好きだったんですね。その2つの好きなところを足して2で割ったら面白いんじゃないかと思ったのがきっかけですね。」

S「たしかにアーチトップのRVは他には無いですよね。」

埴「そうそう、そうなんですよ!音的にもアーチトップの方が太くなるような気もして。やっぱり同じものより、違ったものの方が面白いと思いますし。」

S「なるほど。それでは、このギターの拘りのポイントはどういったところでしょうか?」

埴「言うまでも無く、このシェイプでアーチトップと言うところですよね。それと一番スタッフの方を悩ませたのはPUの位置決めだったと思います。」

S「と言いますと具体的にはどういったところですか?」

埴「まず指板エンドからフロントPUまでの距離ですね。指板エンドとフロントPUの間が空いているのが嫌だったので、強度が保てるギリギリの所まで近づけてもらいました。リアPUの位置にも拘っていて通常のリアPUの位置とは違いますね。自分好みの位置にしてもらっています。サウンド的にどうこうと言うより、まずルックスでカッコイイと思えるものでないと。いくら音が良くてもルックスが気に入らなければ、使いたくは無いですからね。」

S「サウンド的なこだわりはどういったところですか?」

埴「そうですね。PUの位置を自分好みの位置にしたからといって、サウンドを犠牲にしたわけではないんですよ。自分好みの位置と良いサウンドが得られるギリギリのところって感じです。ボディ材にはスタンダードなアルダー材を使用しました。ルックスに関しては個性的なものが良いのですが、サウンドはクセの無いオーソドックスなサウンドが好きなんですよね(笑)。材選びに関しては、自分よりスタッフの方のほうが経験豊富なので、基本的にはお任せしました。指板には、とにかく硬くて目の詰まったエボニーを選んでいただきました。それからコントロールの位置なんかは、自分が使いやすいようにアレンジしています。」

S「まさにオーダーメイドならではの拘りですね。出来上がったときの感想をお聞かせ下さい。」

埴「まず一目見てヤバイ!!と。(笑)ずっと頭の中にあった物が、現実として目の前にあるわけですからね。「コ、コレだ〜〜!!」と思わず興奮してしまいました!文句のつけようが無いほど素晴らしい完成度でした!」

S「有難うございます!それでは2本目(白色に1ハム)の方なのですが、こちらのオーダーしようと思ったきっかけは何ですか?」

埴「一本目が完成してから、思っていた以上に気に入ってしまいまして(笑)こいつの相棒が欲しいなーと思ったのがきっかけですね。ただどうせ作るなら、全く同じでもつまらないかなと思ったので、ホワイトカラーに1ハムバッカーといったシンプルなスペックにしました。」

S「こだわりにポイントはどういった所でしょうか?」

埴「基本的には1本目と同じです。一本目に拘り抜いたので、この2本目はスムーズにことが運びました。」

S「1本目の拘りを、そのまま2本目に反映したわけですね。」

埴「そうですね。そんな感じです。なんてったって相棒ですから(笑)」

S「(笑)出来上がったときの感想はいかがでしたか?」

埴「もう完璧!!それから、ちょっとした話なんですが出来上がって一目見たとたん「アレキシ・ライホモデルに似てるじゃんと思ってしまいまして(笑)このギターを注文したときには、まだアレキシモデルは出ていなっかたのですが、完成したころにちょうどタイミング良くアレキシモデルが発表になりまして。「あれ〜、似てるじゃん」と(笑)まあ個人的には、自分のギターの方がカッコイイと思ってるんでヨシ!!ということで(笑)」

S「やっぱり自分のギターが一番カッコイイですよね(笑)それでは最後に、これからオーダーをお考えの方にメッセージをお願いします。」

埴「このコーナーに出ていた皆さん言われていたのですが、まずお店に来てスタッフの方と話してみること。話しているうちにスタッフの方と仲良くなれますから。コミュニケーションは重要ですよ。それから見積もりの場では、大袈裟に言うと質問なり、要望なりをぶつけていく事です。「これでいいや」と妥協しては駄目です。後は個人的に皆が使っているから自分も、と言うのもどうかなと。今、若い子なんかを見るとLPを低く構えて使っている子が多いな〜と思うんですよね。それで人とは違ったことが演りたいといっても説得力がないですよね。見た目からして個性無いじゃんと思っちゃいますね(笑)もちろん好きで使ってるのなら全然良いと思いますよ。あとは形に拘り過ぎて音が駄目になってしまうのも良くないので、そこはスタッフの方とよく相談して音が犠牲にならない範囲で、自分が納得いくようにすれば良いかなと思いますね。こんな所ですかね(笑)」

S「貴重なお話有難うございました。」

埴「こんなんで良かったのかな(笑)」

S「バッチリですよ(笑)それでは今後ともよろしくお願いいたします。今日はどうも有り難うございました。」

埴「こちらこそ!!」