Children Of Bodomでその手腕を発揮しているRoope Latvaraのシグネチュアモデルは、RSを基本として余分な機能を廃したシンプルな仕様になっています。ボディはアルダーで、ネックはハードメイプル3Pのスルーネック構造です。指板はエボニーで十字架のインレイが入れられており、21〜24フレットはプレイヤビリティを考慮してスキャロップになっています(RS-IIのみ)。ピックアップにはセイモアダンカンのESP Roope LatvalaはSH-8 INVADER、ESP Roope Latvala RS-IIはEMG HZ-H2を1基のみ搭載とアレキシと同様に1ハムバッカー仕様。まさにメタルギアと呼ぶに相応しいルックスです。
Children Of Bodomのまさにボトムを支えるHenkka Blacksmithのモデルは、FORESTシェイプを基本とした4弦と旧Bottom Lineシェイプを採用した5弦の2機種をラインアップ。どちらもボディ材はアルダーで、ネックはハードメイプル3Pのスルーネック構造です。指板はエボニーで、12フレットにはCOBの文字が入れられています。ピックアップにはEMGを搭載し、コントロール部にはEMG BQS回路が内蔵されています。ボディに大きく書かれたCOBHCの文字が見た目にもインパクトを与えています。
母国イギリスはもとより、ここ日本でも大人気のBullet For My Valentineのギタリスト、Michael Pagetのシグネチュアモデルです。ボディはマホガニーで、ネックはマホガニー3Pのスルーネック構造です。指板はエボニーで、1〜13フレットにまたがって特徴的なインレイが入っています。ピックアップにはEMGの81と85のコンビを搭載しています。ボディエンドの部分にもグラフィックが入ります。
フィンランドではChildren Of Bodomと人気の双璧をなす、NightwishのギタリストEmppu Vuorinenのシグネチュアモデルは、HORIZONを基本として、自身のアイディアが盛り込まれています。通常のHORIZONより5ミリ厚いボディはアルダーで、ネックはハードメイプル3Pのネックはスルーネック構造です。指板はエボニーで、12フレットにイニシャルである"EV"の文字が入ります。ピックアップはセイモアダンカンのSH-2 Jazz、SHR-1n Hot Rails、TB-5 Customを搭載。鮮やかなシースルーパープルのボディに艶やかなハーレムガールが目を惹きます。