コンニチワ。セージ君8号です。
今日はみなさんに「ロック式トレモロブリッジの弦交換方法」を伝授いたします。
「ロック式トレモロブリッジ」とは、ESP、EDWARDS、GrassRootsの各ブランドから発売されているアイジモデルに搭載されているブリッジの種類のことをいいます。ESPモデルにはOriginal Floyd Roseが、EDWARDS、GrassRootsには、モデルによってOriginal Floyd RoseまたはFloydRose Lisencedのどちらかが搭載されています。これらのブリッジは一般的に弦交換が難しいと思われがちですが、慣れてしまえば実はそんなに難しくはありません。
是非、弦交換にチャレンジしてみてください。(刃物などを使いますので、くれぐれもケガには注意してください!あくまでも自己責任でお願いしますね)
それでは早速いってみよ〜!

まずは弦交換に必要なものを揃えよう。
<1>エレキギター弦 今回はアイジさんが使用しているゲージ(弦の太さ)と同じものを用意した。太さは.010〜.046だ。
<2>楽器用クロス ボディ・ネックについた汚れを拭き取ります。
<3>ニッパー 弦を切るのに必要。弦切り(硬線用)用を使います。ハサミでは弦はうまく切れませんよ。
<4>ワインダー ペグに装着して弦をくるくる巻く道具。(無くてもよい)
<5>六角レンチ ギターを買ったとき付属で付いてきたはず。なくしたときは楽器屋さんへ!
<6>アイジピック 欲しいときにはやっぱり楽器屋さんへ!
■ブリッジを固定する
まずはブリッジを固定してしまおう。今回はクロスを使用してみた。左手でアームダウンさせてブリッジを持ち上げて、ブリッジが平行になる厚みに折り畳んで挟むべし!
■ブリッジを平行にする(重要)弦を外した状態でもブリッジが下がらず、このように平行になるようにしっかり固定しよう。平行じゃないとあとで面倒なことに。。。
■ロックナットのキャップを外す
付属の六角レンチで反時計回りに回して、ロックナットのキャップを外す。1,2弦用、3,4弦用、5,6弦用を同じ場所に戻すので、ちゃんとわかるように置いておこう。
■弦を緩める
緩めないまま弦を切ったり、ブリッジ側で弦を外してしまうと、「ビ〜ン!」と弦がはじけ飛んで、ケガをする恐れアリ!気を付けよう。
■ストリング・リテイナーを外す
ストリング・リテイナー(通称テンションバー)を取ってしまうと弦を取り外すときに楽チンだ。
■弦を外す
ブリッジのストリングロックスクリューを反時計回りに回して緩め、弦を取り外す。
■ペグからも弦を外す
ペグを緩めて弦を外してしまおう。これで弦が全て外れた!弦は丸めてゴミ箱へ入れると散らばりにくいぞ。
■指板とフレットをキレイに
弦を外したら、レモンオイルでネックの指板とフレットをキレイにしよう!今回はESP JETT LEMONを使用した。ネックにまんべんなく吹きつけ、クロスで磨こう。
■ネックもボディもツルツル
レモンオイルは汚れを落とすだけでなく、ネックの保湿効果もあるのだ!ギターのボディもポリッシュとクロスでピカピカにしてあげよう。